2013年4月18日木曜日

いのち

春は烏賊の産卵の時期です。



ホタルイカの身投げと呼ばれる波打ち際がキラキラと深い碧に輝く美しいあの現象は、深海から産卵のために浅いところにやってきたホタルイカが、産卵を終え力尽きて波打ち際まで打ち寄せられ砂や波や或いは同じく命をかけて産卵した仲間とぶつかって体についている発光体が光ったものです。



大規模な身投げの次の日はかもめがたくさん飛んでいます。
海に入ると、身投げしたホタルイカがたくさん漂っている。ホタルイカだけではなく、他のイカも。



うーん、なるほど。
このイカ目当てに鳥たちがやってくるんですね。鳥の羽も海中に沈んでいます。

テトラポットの下に産卵に来た瀕死のイカちゃん
左のイカは白くなっている


 
命をかけて産卵するイカ。

その命をもらう鳥。

こうやって命ってつながっていくんですね。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿