2012年11月16日金曜日

1人旅行 6

LAST DAY

朝から御ミサ

シスター方の歌を聴く為に昨日より早めに出る。


6時半過ぎに出て行くともう始まっていました。歌というか、文章に節をつけたものですな。




今日も参加者は5人くらい。そして神父様も到着し、今日はそこにいらっしゃるあるシスターのお母様と亡くなられた方のために捧げます、と、御ミサが始まる。昨日とは違う神父様。


神父様、どんなお話されるんだろう、と思っていると、ちょうど私が昨日山の中で気づいたことをお話されました。
「普段、当たり前すぎて色々なものを与えられていることに気づかずに過ごしている、健康とか、空気、自然も・・・そうでしょう?」
と。



他の方がお話されたなら普通に聴いていたかもしれませんが、その神父様のお話のされ方が当然のことを話されるよな物の言い方で、私の空白に埋め込むべきピースをピタリとはめられたようなものがあって、声こそ出さなかったものの、涙が止まりませんでした。御ミサ中に泣いたのは、初めてカトリックの御ミサに与った時以来です。


ここへ来たのも私が休みを取って、私が来ようと思って、私の意思で来たんだけれど、ホントは呼んで頂いたんだなあ・・・黙想と言いつつもノープランで来たのに、たくさんの物があたえられました。




もう帰らなくちゃいけないけれど、朝食前にささっと山へ。上まで行ってる時間ないから下のほう・・・お墓へ。


”私を信じる者は死んでも生きる”


そのすぐ下に先ほどの御ミサで神父様がお名前を言っていらっしゃった方と思われるお名前がありました。霊名と苗字が一緒で女性の方、帰天の日も大体同じ頃だったので下のお名前までは覚えていないけれどこの方かな~と思いつつ、勝手にそのシスターのお母様に気にかけて頂いたような気になってうれしくなってました。


午前は荷物をまとめ、本を返し、部屋を元のようにかたずけ、シスター達の作られたクッキーやブラザー手作りのクリスマスカードを買って宿代のご精算。
休み休み6時間かけてゆっくりと帰ってきました。
何が変わったのかわからないけれど、今までに無いくらい内面が穏やかで満たされています。
神に感謝!







 

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