2011年12月12日月曜日

福島遠征 2

続いて、仮設住宅の辺りにある喫茶店のようなスペースへ。


無料でコーヒーが頂けたり(支援物資)、マッサージチェアがあったり、PCもあります。誰でもおいで~って場所。お話を伺っている間にもおばあちゃまたちが3人やってきてマッサージチェアに横たわり、
「おネエチャン、電源入れてくれや。腰中心でな。」
と、スイッチONの指示が(笑)

常連さんとお見受けしましたが、操作の仕方は分からない模様。
指示に従いスイッチON!
「動きました?」
「あ”~、う”ごいでる”よ~」
と、横の普通の椅子に座ったおばあちゃまから
「次、オレな」
との指示が・・・。了解。。



この日はボランティアで時々住まいのある東京から土日に来られているカメラマンがおられました。 無料で撮ってA4サイズの写真にしてくださるそうです。
「正直、自分の仕事もあるし金銭的にも厳しいんだけど」
とおっしゃりつつも、写真の洗浄作業のボランティアをされた後も足を運んでおられるそう。



コーヒーを入れてくださったステキな笑顔の若い女性。
でも、目が何かあったな、と言う感じ。なんとなく分かる。
自身もお子さん2人と仮設住宅に住んでおられ、旦那さんを亡くされたそう。他の人を助けに行ってまかれたんだとか。辛気臭い顔して、大変でしたねとは絶対に言わないけど、声を出すと涙が出そうで何も言えませんでした。ごめんなさい。でも、Sさんのためにお祈りし続けます、必ず。



同じくここで働いている地元出身の若い男性。
ご自分の家は高い所にあるので被害はなかったものの、親戚の方が波に巻かれなくなったとのこと。5月に警察から接触があり、11月に千葉の銚子沖で見つかったそうです。
この時、私はこの話を聞くためにここに来させてもらったんだなあと感じました。連絡が無いので諦めモードだったけど、うちの叔父さん(母の弟)も出てくるかも。うちは9月にDNAを取りに来たから、春になったら連絡あるかな?!なんてね。
「まだダイバーは潜ってくれているようですよ。潜る人より行方不明の人が多いですし、範囲もとんでもなく広いですからね」
とのこと。福島行きは家族に内緒にしていたのですが、希望の持てる話が伺え、家に帰って母に報告すると嬉しそうにしてくれました。良かった!











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